彩で 広範囲のMフレームやステン板枠を使用する場合、枠が垂れ下がって 柄ずれする場合があります。

その対策として、垂れ下がり防止ステーがあります。

TARE-245


釜がついている筒形ベットの上にのせて、基サッシの裏がわからローレットで取り付けます。
TARE-245-00

TARE-245-01

TARE-245-02

こんな感じで装着します。

枠の動きが前後の場合、一緒に連動して動いてくれますので、垂れ下がることなく安全に刺繍できます。



ただし、前後の刺繍範囲200mmに対し、18cmまでしか対応していません。

取付ローレットが奥の土手にあたってしまいます。

布押さえ部品の大きさを考慮すると、約16cmが安全圏内となってしまいます。

タジマのMフレームは、その範囲内で設計されているようです。



お客様の要望で、縦20cm 横30cm を有効に利用できる置き縫いステン板枠を強く要望されましたので、

作成しました。

延長垂れ下がり防止ステーです。
TARE-270-1

これを使用すると、縦20cm+α 移動できます。

ただし、ローレットの土手への干渉を防ぐために、低頭ネジを使用して回避します。

そして、肝心のステン板枠ですが、これになります。

SAI-Y220X320

刺繍範囲 縦20cm 横30cm の刺繍を可能にするために、 縦22cm 横32cm で作成しました。

さらに、武道衣などの袖刺繍に対応する 縦22cm 横12cm も作成しました。

SAI-Y220X120

「彩」に装着して稼働範囲をテストしてみましたが、問題ありませんでした。

ご希望にこたえられて、よかったです。